かたちを作るブログ

- 頭の中を形にするdaronaの日記 -

好かれるも嫌われるも勝手にされ続ける

好かれるも嫌われるも勝手に、四六時中され続ける

 

と、Adoさんのブログを読んで、この言葉が浮かびました。

 

爆発的な人気を得たり有名になると、一般人はどんどんその人を人と思わなくなる。

歴史の教科書に出てくる名前のように距離を置き、どんな風に扱っても大丈夫だと錯覚する。

 

自分の言葉は大勢の中のひとつだから、

あの人は有名で人気だから、

お金もたくさんもらっているだろうから、

とちょっと適当に扱ってもいいことにしてしまう。

そうしてしまう人が必ず出てくる。

 

どうしてなんでしょうか。

 

私は人気になった人の苦悩について考えてしまいます。

あまりにも深く悩んでいるから、どうしてこうなるんだろうと考えます。

 

人は、ささいなことでしか幸せを感じないのかな。

ささいなことが一番大事だと思って生きるのがいいのかな。

 

どうして、人気になると人は苦しむんだろう。

わかりません。

 

苦しむからこそよいアーティストになれるとか、

だからこそいい芸術がうまれるとかいう考え方があります。

 

それも一理あるけど、私はそうは思いません。

なくすことができるなら、その苦しみは取り除いていったほうがいい。

 

わたしも数年前までは苦しむ自分もいいと思っていました。

それが自分のスパイスになっていると。

でも、そうやって自分の中に苦しみを置いてあげる優しさはいらないんです。

なるべく自分の心の中の気持ちを聞いてあげて、苦しいねって言ってあげる。

 

それを続けて、周りの人の助けも借りて生きていると、

苦しみが少なくなっていきました。

今まであった苦しみを手放したら、ほかの悩みが出てきます。

でもそれは新しい風が吹いたってことです。

また違う角度から自分を眺められます。

 

少し話が逸れましたが、

Adoさんの苦しさをわかってあげたい。

誰かにこの苦しさを預けたくないし、申し訳ないと思っていたとしても、一緒にその荷物を持ちたい…と私は思うのでした。

 

おしまい