今回は、TWICEのメンバーの声から受け取れる感覚を、すべて言葉で表してみようと思います。
わたしが今後なにも聞こえなくなったとしても、この言葉を読むと感覚がよみがえるような、そんな心意気で書いてみます。
チェヨンさん
チェヨンさんの声は、抑制のきいた声です。曲のイントロやアウトロで短いフレーズを歌っていることが多いです。
(「SOMEONE LIKE ME」や「Precious Love」「Dance The Night Away」など)
さらにハイトーンの裏声がとても心地よいです。
声の密度が常に一定で、カドがない音です。物体に例えると、
・ねりけし
・水たまりが乾いて、ぬれているコンクリート
・チューブから出した絵の具
というイメージです。
チェヨンさんの声はカドがないという部分が1番の特徴です。まとまりのある音、丸い音が聞けます。逆にいうと、余韻が少ない声とも言えます。
ラップは、韻を踏んで細かいリズムをつけて歌います。よって音の”切れはし”が多くなります。チェヨンさんがラップをすると、"切れはし"の刺激と、カドのない声が混ざり合います。心地よく、ずっと聞いていられるラップです。
ジョンヨンさん
ジョンヨンさんの声は外国のONCEが「STRONG VOICE」と表現しているのを見たことがあります。まさにストロングという言葉が当てはまります。
もっと細かく言うと、広がりのある声です。タテというよりヨコに進みます。
また、前に進むというよりも、幅広い方向に声が伸びていきます。
物体に例えるとしたら
・魔法のじゅうたんに乗っている感覚
・さいごのパズルのピースをはめた感覚
・広い芝生の上
です。物体ではなく、感覚になってしまいました。
とにかく伸びて、響く声です。岩にもしみこんでいく声です。
岩にしみこむって、岩に染み入るみたいですね。松尾芭蕉のまねをしてしまいました。
他にもあるんですよね。ものすごく特徴的な部分が……どうにもうまく言葉にできません。
強い声なんですけど、外側がきめ細かい砂のような感じがあります。あたたかい砂浜のような感じです。これをうまく言葉に変えたいです…。
まとめ
ちょっとなにいってるか、わからなくなってきました…。
TWICEの声の良さは、楽曲の良さに比例していると思います。プロデューサーのみなさんが、それぞれの声を素晴らしく調理してくれています。
チェヨンさんの声も、ジョンヨンさんの声も本当に好きです。とても良い声です。ぜひ、目を閉じてじっくり聞いてみてほしいです。
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