卵かけご飯
本を読まないで文章を書くのは難しい。
なぜなら、本を読まないと根拠のない文章になってしまうからだ。
ひとつの文章をとってみても、それなりの知識がないとまともには語れない。
しかし、自分の気持ちだけは書くことができる。
お腹がすいた、あれが気持ちよかった、あれがつらかった、という気持ちは自分にしかないものだ。そして、自分にとって本当のことだ。
小学生のころは、もっと自分の気持ちを言葉にするのが上手だったように思う。上手だったというよりも、自分の気持ちしかなかったからすらすらと書けた。
今は、他人の気持ちを書き写してしまうことがよくある。これを減らして、自分の本当の気持ちに向き合っていきたい。
他人と同じ意見や感想が出てくることもあるけど、細かく細かく探っていけば、自分にしかない感想があるはずだ。
ということで、今の自分の気持ちを正直に書こう。
お腹がすいている。卵かけご飯が食べたい。しかし生卵を食べると具合が悪くなるので食べられない。歯磨きをしよう。ああ、歯磨きをする洗面所の床が硬くて苦手だ。どうしてあんなに硬いのか。足が痛くなる。
終