わたしはFeel Specialが大好きです。
自分の棺の中にこの曲を入れたいくらいです。わたしが感動したFeel Specialの舞台のことを書きます。
今見ても突き刺さるMAMA(2019.12.4)
この舞台を見ると、たった一つの曲でこんなに表現ができるのか、と驚きます。それまで見てきたFeel Specialとは全く違った感動がありました。
ミナさん
最初にはミナさんのセリフがあります。この声が本当にうれしくて、涙が出そうになったのを覚えてます。
中間にもミナさんの英語のセリフがありました。ONCEな自分にとってはありがたい言葉でした。
チェヨンさん
チェヨンさんのパートも印象が強いです。チェヨンさんの表情や、手の動きには心にせまって来るものがありました。
チェヨン「どこに行っても私の居場所がないようでうなだれる日」
という歌詞を歌っていますが、歌詞通りの孤独が伝わってきます。
さらに最後、カメラに向かって視線を流すタイミングが神がかっているんです。カメラマンさんとの息もばっちり合っていました。
※再生したらすぐです
ツウィさんとモモさん
そしてツウィさんとモモさんのパートです。
お互いに向かい合って立ち、鏡に手を当てるような動きをします。
ツウィ「その度にどれくらい私が大切なのか 言ってくれたあなたの一言で」
モモ「全てが大丈夫になる みじめな誰でもない人から また大事な人へ 特別な私に変わる」
ここの振り付けはミュージックビデオをなぞっている感じがします。
ミュージックビデオの二人は大きさが違い、違う世界からお互いを見つめていました。
しかし、MAMAの時は同じ舞台の上で見つめ合っていたので、より感動しました。
そのあと、ツウィさんとモモさんがお互いの場所をチェンジする動きがあります。ここは「みじめなNobodyからまたSomebody」の部分を表現していると推測してます。
※再生したらすぐです
モモさんとツウィさんというひとりずつの人間が、お互いの存在によって特別に変化する。場所が入れ替わり、見た目は同じ人間でも、心の中は違う。
ということが端的に表現されていると思いました。
サナさん
そしてサナさんのサビの部分です。
サナ「世間がどんなに私を座り込ませても」
ここの주저앉혀도(ジュジョアンチョド)は、「傷つけても」と訳すことができます。
しかし
주저앉히다(ジュジョアンチダ)という単語には
「座らせる・座り込ませる」という意味もあります。
踊らずに階段に座って歌っていたので、より歌詞に忠実なパフォーマンスだと感じました。こういうのは特別なステージだからこそできるなぁと思います。
まとめ
…という感じで、すべてのカメラワークがよく、メンバーの表情や視線、振り付けの指先まで、負けたくない心が現れているように感じました。
このときはジヒョさんがあまり体調がよくないのもあって、非常にドキドキしながら見ていたのを覚えています。
ドームという広すぎる舞台で、自分たちのファン以外も集まっている中、ここまでのパフォーマンスをしたTWICEはあまりにもかっこよかったです。
と同時に、メンバーがたくさん傷つき、ボロボロになりながら踊っていることも伝わってきたので、悲しみもありました。
今のTWICEの現状があるからこそ、良いパフォーマンスだったと言えているのかもしれません。
あとがき
本当は、手書きのメッセージから始まるSeoul Music Awardsの舞台についても書こうとしてました。長くなったのでここまでにします。また書きます。
MAMAのFeel Specialはわたしの中で忘れられないパフォーマンスです。とても特別でした。